fc2ブログ
ホーム   »  業界裏話  »  返品を受けるメーカー、それができるわけは

返品を受けるメーカー、それができるわけは

メーカー名は伏せるが、「マットレスの感触が気に入らない」 という購入後のお客様の声に


全部ではないにしても、対応し時には返品に応じ、違う商品に変えてくれるベッドメーカーがある


ちょっと聞くと 「すごい親切で、アフターのしっかりしたメーカーだ」 と感じる方もおられると思う


そのメーカー以外のメーカーは、購入後の 「寝心地が気に入らない」 は返品理由とならない


さてこれを「親切」 ととらえるか


はっきり言うと、このメーカーはそのマットレスを本来の価値の2.5倍の価格で販売している


変な言い方だが、普段余分に設けているので、数百件いや千件に一人の 「気に入らないから返品したい」


という声にも対応できるのだ


何かの本で読んだが、日本初のデパートの創設者がお客さんから 「買った金時計、金無垢じゃなくて金メッキだろ


という苦情に対して、その場で金時計をノコギリで真っ二つ  金無垢であることを証明したうえで


新品の金時計をその客に渡した・・・ その客は感激して、そのデパートの一生の顧客となったという話がある


またコーヒーにうるさい知り合いに聞いた話、 コーヒー 一杯2000円の高級ホテルのラウンジでお茶していて


ホテルスタッフに 「本当に○○産のブレンドコーヒーなのか」 と尋ねたら


支配人と思しき人物に別室に連れられ、コーヒー豆の産地の袋から豆を取り出し、目の前で豆を挽いてブレンドして


コーヒーを出してくれた、知り合いは感動していたが


どうだろう  同じコーヒーが町のカフェなら400円くらい  そこで「ホントに○○産]


などと尋ねたら、シカとされるか・・・  私が400円のカフェオーナーならつまみ出すと思います(笑)


マットレスにしても時計にしても、コーヒーにしても見方を変えると


このケースが500件に一件として、残り499件の2.5倍の値段で売りつけられている、という犠牲のもとに


この話は成り立っていることになる


昔はある程度、割高というのを知っていてデパートで買う客が多かった  「やっぱりデパートで買うと安心


でも現在ではどうだろう  それが通用しにくくなったから、デパートは苦戦している


弊社 新井家具ベッド館はそんな幻想価格を否定し、本当の価値で販売するべく努めている


当然先の理由では返品には応じられないが・・・・・・はたしてお客さんはどちらを望むのだろう


ちなみに・・・・・ 「あのメーカー」 は同じく2.5倍の価格で販売しながら、返品にも応じない


こんなメーカーをのさばらしておくわけにはいかない


プロフィール

のーちん

Author:のーちん
新井家具ベッド館の店長ブログです。
ベッドに関する情報を中心に綴らせていただきます。
枚方家具団地にある300台以上展示の新井家具ベッド館HPも是非ご覧になってください。
お買い得なベッドをご用意してお待ちいたしております。


新井家具ベッド館のHPを見る

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
日本ブログ村ランキングに参加しています
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
人気記事ランキング