事態に備えない

この時期になると、お盆の帰省や夏休みを利用して、遠方からお越しのお客様からのお問合せや

実際にご来店いただいたお客様からと接する機会が増えます

みなさんおっしゃるのは　「新井家具さん、大阪にしかないから東京(九州、北海道) から来たよ」

誠にありがたいことで、感謝の念に堪えません

ぼちぼち関東圏に出店しても　　なんてメーカーも言ってくれますが・・・まだまだ踏ん切りがつきません

私はほとほと臆病者です


・・・ちなみに、ちょっと売れたらすぐに支店出す経営者多いですよね

今10売れているとして、支店一個出せば20、二個出せば30になると考えているのでしょうか

私は出店したら、力が分散してダウンすると考えます

最近読んだ本に面白いことが書いてありました

日本人は「言霊思想」　と言って言葉に出したことは実現する、という考えが古くからあります

これは「良いこと」の場合は良いんですが、「悪いこと」　も実現してしまうんじゃないか　と考え口にしません

よく最悪の事態になることを口にすると　「縁起でもない」　　なんて怒る人がいますが

これは最悪の事態になることを考えない・・・考えたくない　　つまり備えない

その本には、古来行われた戦争においても、中世の騎士などは盾と剣で戦ったが、日本のサムライには盾の思想が無い

日本の大東亜戦争時の名機、零戦も攻撃一辺倒で、防御の事は考えていない

つまり、「やられることは考えていない」「悪いことを考えるのは縁起でもない、だから考えない、考えたくない」 そして備えない


私は臆病者なので、常に最悪の事態を想定して行動します・・・・・・まぁ勢いで行くこともあるけど(笑)

「10％の才能と20％の努力・・・そして、30％の臆病さ・・・残る40％は・・・“運”だろう・・・な・・・」 ズギューン!!! バロム1も同じ作者って知ってた?(笑)