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元をたどれば

本館で婚礼タンスのセットを買っていただいた

正直、婚礼タンスセットと呼べるものが売れのは、1年以上ぶりのこと

昔の話をするのはジジイになった証拠と言われるけど、昔は(笑) 100万、200万円の婚礼タンスが飛ぶように売れた

もはや婚礼タンスを展示している家具店なんてほぼ無いと思う

話は変わるが、明日っから福岡に飛ぶ、大川産業会館で年4回行われる新作展示会に出向くため

今となっては福岡の大川がどの家具店にとっても最大の産地なのだが、昔は広島の府中がそうだった

府中のメーカーのタンスがブランドとされ、お客さまも 「府中のタンス」 と指定する方が多かった

でもその頃からヘンクツな弊社は  四国の婚礼タンスを好んで販売した、愛媛や徳島

価格がワンマーク安いのである、いや下手したらツーマーク

物が良くないのか  いやいやブランドにあぐらをかきだした府中の多くのメーカー品より

仕事が良い(造りがいいの意) それでいて安いのだった

当時のことなので書いちゃうと、府中で原価80万円くらいのタンスが、同じ広島でも福山に行くと 60万円

四国に行くと45万円前後くらいだった (原価書いちゃったけど、多くのメーカーが倒産廃業してるから、もーまんたい・・・多分(笑))

まぁ府中でもいいもの安く作ってるメーカーもあるにはあったけど・・・ こうしてフォローしておけば、大丈夫(笑)

それでも府中のタンスが売れていたのはなぜか

それは販売する側の家具小売店が、素人に毛の生えた程度の知識しかもっていなかったから

プロを装った素人が、もっと素人さん(お客さん)に販売するには、ブランドありき・・・が最も簡単

そんな馬鹿な  と思われるかもわからないけど、ホントの話

だから府中と四国の家具の 「本当の価値」 がわからないから、「府中、府中」とお題目を唱えて

「価値のない高額品」を売っていた・・・

逆に我々は「商品を見る目」があったので、価値のあるノンブランドである四国の家具を販売し

府中の家具を販売することがあっても、それは我々が吟味した価値のある品、だったわけです

ここまで読まれて、な~んかどこかで聞いたような話だなぁ~  と感じた方もおられるかもしれません

そう、何のことはない 「高いだけで価値のないブランド」 「安くって造りのいいノンブランド」「吟味して仕入れた、数少ない価値あるブランド品」

ベッドとおんなじなんですよ

結局、素人販売員に売らせるには、ブランドありき・・・それは時代や商品が変わっても同じなんですね

最後にもう一つ暴露話を

ある府中のメーカーさん、デザインも造りも悪くないんですが、仕事が遅い  納期がいつも遅れがち

そこで、材も同じ、塗装も同じ、デザインは瓜二つで、四国の某メーカーに製造依頼しました

その四国のメーカーは通称 「ものまねのY家具」 と呼ばれるくらい、他社のデザインをまねするのがうまいメーカー

ちなみにその婚礼タンス、府中で頼むと原価90万円くらいでした・・・が、Y家具で頼むとなんと53万円

造りも同等以上です  この価格の違い


しかし話はそれだけではありません

しばらくして私がY家具を訪問した際、Y家具の製造工場を見学させてもらいました、そしてなんとそこには

府中の某メーカーの婚礼タンスがあるではありませんか、しかも何セットも大量に・・・

えっ  まさかデザイン丸パクリ


違うんです、Y家具が下請けで府中のタンスを作ってたんですね(笑)  

タンスもベッドも、価値のないブランドにはご用心、ご用心










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のーちん

Author:のーちん
新井家具ベッド館の店長ブログです。
ベッドに関する情報を中心に綴らせていただきます。
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