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安く売れるはずが無い 最終回


まだまだ安くできない理由は続きます


さぁ、続きましては催事開催に協力するメーカーの抱えるリスク、経費について・・・・・


主催する家具店が、セールということで安く商品を提供するには、当然のことながら


メーカーにいつもより原価を下げてもらう必要があります



しかし本当に下げてくれるのでしょうか?


冒頭に書いた搬入出も含めた4,5日の期間中、メーカーは1日平均3人を提供することになります



本来ならばその時間、3人は他の家具店などに売り込みをかけ、売り上げを上げるはずの時間を



たった一軒の店外催事のために取られるわけです



交通費、人件費なども含めて、1日一人10000円として ×3人 ×4.5日  = 135000円



これを負担するのはメーカー側です



もちろんいつもよりたくさん売れれば、まだメーカーも救われますが・・・・・・最近は厳しいようです



そしてメーカーが負う最も大きな負担、それは・・・・・



催事に見本として展示された商品 、これはすでに新品未開封品ではありません


各メーカーは催事終了後、これらの商品をアウトレット品として市場に流します



今現在、新井家具ベッド館 ホームページのアウトレットコーナー掲載の品も、その多くは店外催事で使われた品です



もちろんアウトレット品ですから



キズなどの程度にもよりますが、平均通常原価の30~35%くらいで買いたたかれます


ベッドの場合、出展台数25台として、平均原価一台当たり原価8万円として 200万円


本来200万円で卸し売りできるはずの品が、35%で買いたたかれ70万円


つまりメーカーは130万円の損失を被ることになります



これらのリスクをメーカーが回収する唯一の方法は

催事に投入する商品原価にあらかじめオンしておく しかありません


これまで5回に分けて書いたことは、あくまでもあくまでも 弊社が店外催事を行った場合のシュミレーションで


おそらく私より頭の良い人は、もっと効率よく催事を運営されている事でしょう・・・・・・たぶん(笑)


でも頭の悪い私は これほどの大きな経費とリスクをかけて


その上で「全品いつもより安く売る」 という自信がありません(笑)



まぁ普段10で売っていて、売り出しと言うことで9で売ることはできるかもしれません


しかし弊社は普段から8で売っているので、それをわざわざ経費をかけて7にすることは難しいということですね


いつもの最低価格から、さらに安く販売できなくって、難が売り出し、なにがセールですか?


確かにイベント感から、お客様の財布のひもも緩み、売れることは売れるのでしょうが


あくまで弊社が行った場合、ですが


私はお客様を欺くような売り出しはしたくないですね


最後にいささか手前みそですが(笑)


つい数か月前まで某ベッドメーカー社員として、これら店外催事に駆り出されていた


家具業界歴30年の M島さん(現在 弊社スタッフ)  が、店外催事中に心の中で感じていた気持ちを書いて締めくくりたいと思います


「わざわざ遠くから会場に足を運ばれたお客様、こんな価格で購入されてよいのですか


「ちょいちょい! と検索したら、すぐにここより安い 「新井家具ベッド館」 が検索できるのにぃ~」



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新井家具ベッド館の店長ブログです。
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