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女房子供が食えるだけ

利益はどのくらいいただいたらよいのか


ウチの若いスタッフから聞かれました


私 「女房子供が食えるだけ」 と答えました


よく長距離トラックのボディーに「積載量 女房子供が食えるだけ」なんてステッカーが貼ってますよね


大手家具店さんだと粗利益率は50%前後は取らないと、図体が(組織が)大きい分だけやっていけないでしょうし


かと言って個人商店さんは薄利で走れるものの、原価率が高く「より安く、よりよいサービス」というのが難しい


今、弊社の看板となっている「最低価格証明」  最低価格を保証・・・ではなく証明して販売する


を始めた時、スタッフは私に 「社長! そんな値段で売っていいんですか」 と聞かれ


メーカーには「社長! もたいないですよ、この品はもっと高い値段で売れますよ


なんて言われました


普通、小売店が安売りを始めるのは、資金繰りがヤバイから・・・・・というケースが多いのですが(笑)


おかげさまで祖父、親父達が築いてきた信用のおかげで、メーカーにも疑いを掛けられずに済みました


とにかく最初は私自身、「ホンマに採算合うのかい?」 と心の中で思っていたのですが もちろんスタッフにはそんな素振りは見せませんでしたが(笑)


なんとかなるもので・・・・・・


かと言って何にも考えずに、ただ安売りしただけではありません


手始めに、年間4~5回ほど行っていた「売り出し」「セール」の類を一切辞めました


セールの準備にかかる経費や時間はバカにならず、そもそも世の中の「セール」なんていう物の中で


本当に安いのは採算度外視の「閉店セール」くらいだと思います  (ただしホントの閉店セール)


その多くは掛け声だけのセールで、見せかけの目玉品がチョッとだけ安いくらい


全品がセールで安くなるなんて売り出しは事実上不可能


季節ものの洋服などは、クリアランスセールで安くなりますが、安くなるというより


もともとシーズン終了時に処分することを見越して、いままで高く売っていたものの価格を下げるだけに過ぎません


仮に季節ものでもなく、洋服のように1シーズンで流行が変わるものでもない


家具で「いつもよりさらに安くします」 なんてことができるということは


・・・・・・普段が余分に儲けているのでしょうか?


・・・・・まぁ他店が仮に「セール」でいつもより安くしたとしても


ウチは何時でも、何時なんどきでも、「他店がさらに安くした価格より、さらに安ければよいのではないか


と考えたわけです


色々と配送コストを抑える方法を考えたり、メーカーにも協力を仰いだり


今では、弊社の所在地である大阪の自社配送エリアにマットレスを届けるのも


青森県に同じものをお届けするのも、配送にかかる経費はほとんど変わらない方法を考えました


そうした努力の結果、最初は全く合わないと思われた「最低価格証明」も、段々と採算が合うようになってきました


もちろん欲張ってはいけません


あくまで「女房子供が食えるだけ」 これで十分です










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のーちん

Author:のーちん
新井家具ベッド館の店長ブログです。
ベッドに関する情報を中心に綴らせていただきます。
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