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トム・クルーズ主演の映画のタイトルを変えたい

マットレスの 「ゾーニング」 とは、主にポケットコイルのマットレスの、部分部分によって硬さを変えることを言います

一番最初にどこのメーカーが、このゾーニングを初めたのか は正確には知りませんが

サータ (ドリームベッド)がそのマットレスのほとんど全てに、このゾーニングを採用し、一定の支持を得たことで有効性が証明され

その後多くのメーカーが自社のマットレスに 「ゾーニング」を取り入れるようになりました

例えば、アンネルベッド、東京スプリング、シーリーベッド(コイルではなく詰め物によるゾーニング)

グランツ(同列に書きたくないですが) や、中国製のマットレスやなんちゃって日本製にもゾーニングが・・・

そして基本的にゾーニングはしない方向性 だったシモンズベッドまで、一部の家具屋のオリジナルですが

ゾーニングのポケットコイルを販売し始めました (ほかにもあるかもしれません)

・・・つまりゾーニングは、マットレスの機能、耐久性を向上させるだけでなく、消費者へのアピールも有効なシステムなのです

・・・・・が、聞けばこのゾーニングを、やめる減らす 方向へ行こうとするメーカーがあるとか

はぁ   なんで

仮に減らせなければならない理由があるとして・・・・・・・だったら違うヤツをやめたらええんちゃうの

・・・・・え~  全く話は変わりますが、最近私、ある映画を見ました

それは、トム・クルーズ主演のかっちょいい戦闘機が出てくる映画なのですが

しかし今、このタイトルの間に 「が」 を入れたい気分です

○○ が ○○  〇〇〇〇ック   マー○○ック じゃないですよ

そんな怪しいマットレス勧める家具屋は信用できん!

どんなに努力しても、お客さんの100%のご支持をいただくことはできないです

昔、シモンズベッドを販売していてこんなことが有りました

カタログ掲載品の6.5インチ ゴールデンバリューと、それに対しカタログ非掲載の、別品番の6.5インチ ゴールデンバリュー

両者には、かなりの価格差が有りました

ご来店のお客さんから、色々なお話しをうかがい、結果 

「この方なら、後者の別品番の6.5インチ ゴールデンバリューの方が良いだろう」 と判断し

我々の考える限り、価格が安い後者の方が性能も良いし、この方との相性も合うだろう

と思いお勧めしたところ

当初は 「新井ベッド館の考えに惚れて、200キロを運転してやってきました」 おっしゃっていたお客さんの態度が急変

「私はカタログ掲載の商品が、どこよりも安かったからココに来たのだ そんなわけのわからないシモンズのマットレス

を勧めてくるような家具屋からは、買わない

と帰られてしまいました

新井ベッド館の考えに惚れて・・・とおっしゃたので、そのご期待に応えようとしただけだったのですが・・・

しょうがないと言えばしょうがないのですが・・・

上に書いたケースの全く反対で、「安くていい買い物ができた 遠くからわざわざ来てよかった」 

とお喜び頂くケースのほうが、割合としては圧倒的なのですが・・・ 商売、難しいですね




ご心配なく・・・正真正銘の偽物です

「これは本当に日本製でしょうか  ブログ読んで、なんちゃって日本製なのかと心配になりました


・・・・・ご心配なく、そのご質問のウチ、95%くらいのマットレスは、ご推察の通り、なんちゃって日本製です


あのですねぇ・・・日本国内でベッドスプリングを製造できるメーカー、工場と言うのは限られています


その限られたメーカー、工場が作る 「スプリング ユニット」(例えばバネ数、配列、ゾーニングなど) の種類もまた


いくつかに限られています・・・ そして弊社は、そのほぼ全てを把握しています


ですから、その把握しているものとは違う、バネ数、配列、ゾーニングのマットレスが販売されていたら


多分、裏の畑にバネを植えたら、春先にスプリングユニットとなって収穫しているのでしょう  確かに日本製だー


…我々にはそのあたりから判断できますが、一般のお客さんはそんなこと知らないから


「日本製なのに、お手頃価格」 と考えて買っちゃう人もいると思います


しかも、巧妙な某社は、日本国内のスプリング工場との取引を継続し


いざとなれば 「ウチは国内の〇〇〇の工場にスプリングユニットを製造委託しています」 と言うために


最小限度だけ取引・・・ 年間数十万枚の日本製・・・と称するマットレスを販売しているのに、その国内工場から仕入れている


スプリングユニットは、数百枚分に過ぎない・・・・・じゃあそれらは何処から  やっぱりウラの畑


なんちゃってかどうか疑いつつ、割高なそんなマットレス買うならを


普通に中国製買った方が、同じ性能品質でもより安いですよ・・・ でも安かろう、なんとかかろうですか゜







落ちぶれた家具屋の立て直し方

売れない家具屋の立て直し方

まずは徹底した安売り もちろんそれには原資が必要

会社にそんな体力も、社長の気力も残っていない  と言うところは、黙って消えていってください

本業以外の収入でも、社長の個人資産でも、とにかく当面の安売りをしても大丈夫な原資が確保できるなら

徹底した安売りで、とにかく売り上げを作るべきです

下がるところまで下がってしまった、落ちるとこまで落ちてしまった家具屋を、再び浮上させるには、それしかありません

徹底した安売り・・・ 他店や大手と比べて数%くらい安いだけではダメです、もっと多く・・・できれば20%以上安いことが必須

それくらい安売りすると、まずお客さんがコッチを向いてくれるようになります

続いてメーカーがこっちを向いてくれます メーカーとしてはいい顔をしないかもしれませんが、少なくとも担当の営業はコッチを注視するようになります・・・数字が欲しいからね

すると、お店が活気付きます(利益はともかく)
昔ウチにやる気も能力もない人間がいました、ある日家具団地全体で 「アウトレットフェア」を開催、店舗以外の場所で行われたイベントのため、「戦力外」である彼を現場に派遣しました
その彼は 「どうせ売れない」とか「そんなに安売りしたら大損」だと、ブチブチ文句を言っていました・・・ところがフェア当日、弊社が思い切った処分価格で販売したところ、用意した商品はほぼ完売しました
するとどうでしょう・・・ブチブチとやる気のなかったそいつは、ドヤ顔で 「売れたでぇ」と報告してきました


そうです、その戦力外の彼も、頭では利益がない・・・とわかっていると思いますが、実際に忙しく商品が売れたことで

活気づいたのです・・・湿気た炭のような奴にでも火が付くのが、物品がたくさん売れるという事です

断言できます、普通の人間なら確実に活気づき、家具店にも活気が出ます

すると不思議なことに、売り上げも、そして利益も改善していくのです・・・ホントです

弊社が10数年くらい前、それを実行したときに経験しましたから、間違いないです

・・・どれだけメーカーや営業マンから 「そこまで安売りする必要ないですよー」 とたしなめられたことか

…近年その事に気が付いて、弊社の真似っこをするところがチラホラ・・・しかし10年遅いわ

グダグダ惰性で商売続けるならやめちゃえ  余力のあるうちに上記を試してみては

昨日のブログで書き忘れたこと

昨日書いたブログ 「大きいことは良いことだ?」  の中で、一つ言い忘れたことが有ります

① 高いインチのバネ高さ、②バネ数 千数百個、③高比重のウレタン、④多いゾーニングの数

それらを全て備えたマットレスが

最高のマットレスではない、バランスと組み合わせ・・・と申しましたが

例えば①②③④のそれぞれの価値を、「1」 とすると、1+ 1+1+1 = 4 単純に考えるとそうなりますが

ところがどっこい、そこに 「幻想」 が加われると、4ではなく、8にも16にもなってしまうという事です

前回も書いたように、①②③④を足したマットレスは、決して高性能ではない、単なる高い素材の集合体

本来なら、4で購入する価値さえあるのかどうか  それを幻想で8とか16・・・買った人は可哀想で目も当てられません

実は弊社ベッド館の大阪店舗には・・・
そんな目も当てられないマットレスの現物が、カット公開されています

弊社 非売品のマットレスですので、ご安心ください  他では普通に売っとりますが
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のーちん

Author:のーちん
新井家具ベッド館の店長ブログです。
ベッドに関する情報を中心に綴らせていただきます。
枚方家具団地にある300台以上展示の新井家具ベッド館HPも是非ご覧になってください。
お買い得なベッドをご用意してお待ちいたしております。


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