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連結型バネのマットレスは・・・

毎週ほぼ更新の、新井家具ベッド館 М島さんのYouTube動画

今さらながら、基本的な事ですが、補足ブログを書いてみたいと思います

動画の中でМ島さんが述べていることは、かなり的を得ています

下の動画について補足したいと思います




ポケットコイルを早くに採用し、積極販売した有名メーカーは売り上げを伸ばし

連結型スプリングに固執し、どちらかというとポケットコイルを否定していたメーカーは、売り上げが全盛期の3割以下にダウン

マットレス内部を説明するための  「カットサンプル」 は、綺麗にメッキが施されているが

実際に販売されているものは、当然メッキしておらず、未使用でも放置して数年で 「さび」 が出てくる (これはポケットも同じ)

しかしポケットコイルは袋に入り、バネ同士の直接接触は基本的にないが、連結型バネはさびたバネ同士がこすれ合い

音がでやすい 
・・・等々

動画では述べていませんでしたが、ポケットコイル肯定派のサータ、日本ベッド、シモンズなどは、一機種のみ連結型バネを

販売し、カタログにも掲載していましたが、現在は三社とも連結型バネのマットレスを廃盤にしています

弊社は30年前から、ポケットコイル肯定派で、積極的に良いものですと販売してきました

それが業界全体で上に書いたように 「結果」として数字に具体的に表れているわけですが

いまだに連結型バネのお問合せ、お買い上げが多いのです (しかも高額品)

中には極々まれ(数年に一件くらい?) 「どうもポケットコイルの感覚が嫌い とおっしゃるお客様もおられるので

感覚は人それぞれ、連結型コイルを完全に否定はしませんが

・・・・まだまだ弊社ベッド館の情報発信能力の低さを恥じています



拍手が200を超えたので・・・

業界の闇 のブログ の拍手数が200を超えたことを受け、営業に来た各ベッドメーカーの営業マンに、そのことを伝えた

と言っても武漢熱以降、訪問営業を控えているメーカーも多いので、全てのメーカーで゛はないですが・・・

伝えたメーカー営業マンの反応は様々、しかし実名は控えるが、マットレスの内容、性能に自信のあるメーカーの営業マンは

「正直、他のブランドメーカーとの比較をする際に、表示の内容を説明してきた、それが最近できなくなったので、説明が難しい

「本音は元の表示方法に戻して欲しい・・・でも会社の方針なので仕方ない

私はその営業マン含む、来店した全ての営業マンに、アンネルベッドの例(工業会加盟なのに、表示を続けている)

に上げ、「話を上に上げてくれ」 と依頼しましたが・・・おそらく上が黙殺するメーカーがほとんどなのでしょうね


アンネルベッドによれば・・・ 

「一度変えた表示法を元に戻すのは、どのメーカーもかなり手間がかかるので、絶対にしないと思う・・・

新たに製造するマットレスに関しては、再度切り替えて元の表示にするのは簡単

ところがすでに新表示で製造し、全国の各家具店の店頭に展示されているマットレス

それを再度切り替えのために交換するとなると、かなりの手間と経費がかかってしまいます

しかし私から言わせると、そんな経費をかけてでも、お客さんの信用を勝ち取る方が、長い目で見ればはるかに上

私のチンケなブログ、動画配信などでお客さんに有益な情報をお知らせしても、所詮発信力に限界がありますが

こうしたことは、最初は草の根運動レベルでも、いつか評価されると信じています


最後にアンネルに聞いてみました

「今後、工業会から指導が入るなり、アンネル自体が方針転換して、表示方法を他メーカーに倣う・・・という可能性は

「・・・あり得るかもしれないですね

「そんなベッド工業会なんて、脱退したら

「いや加盟するのに、苦労して加盟したらしく・・・それをおいそれとは・・・

「じゃあ加盟するメリットは

「・・・・・・・・・・。

ベッド業界と同じ?  の清酒業界

М島さんが面白い動画を上げていましたので、内容補足のブログを書きたいと思います

М島さんは無類の酒好き  呑むだけでなくその造詣も深く、知識としてかなり詳しく勉強しています

その酒造りや酒の品質、味、健康面への影響などと、実は我がベッド業界の現状に、不思議と共通項があるような気がしてなりません

そのあたりを動画では、上手に紹介していますので、ぜひご覧ください

ただ、第一回目は落語で言うと 「まくら」の部分で、前半はあまり関係ない話が続きますが、

後半、そして二回、三回と続きをご覧いただくと、ベッド選びの参考になること間違いなしです 

少しだけ内容を紹介すると

日本酒はもともと、その品質に関してかなりりあいまいなランク表示をしていたのですが (上中下の3段階で、基準はあいまい)

そのころ、一部のメーカーは利益を出すために、簡単に言うと余分なものを酒に混ぜたり、逆に薄めたり・・・

それが原因で二日酔いや頭痛の原因になる人もいて

一時、日本酒業界も低迷したが、現在のようなかなり詳しいランク表示法をおこなう事で (現在なんと厳しく9ランクに分類)

消費者の支持を得たのか、ブームが起き、海外などでも広く呑まれるようになった


消費者の立場になって、表示を詳しくする事で業界が活性化したわけです・・・どこかの業界は、全く逆の事を行っていますが

テレビでCМを派手に流している有名酒造メーカーのそれより、実は 「名もない小さな造り酒屋」の純米酒りの方が遥かにおいしく

派手に宣伝するためには、大量生産で利益の取れる質の低い酒を売って、宣伝代を稼ぐ

逆に名もない造り酒屋は、大量生産はできないが、味、品質の良い酒を丁寧に造り、無名ゆえ薄利益で販売する

有名酒造メーカーも、そんな純米酒ブームに乗り、いくつか純米酒を出していますが、手間がかかるうえに利益が少ない

あまり真剣に造っていないのか、М島さんいわく 「割高なだけで、有名メーカーの純米酒は不味い」 とのこと

有名ブランド酒造メーカー VS 名もない小さな造り酒屋

わたしには何となく  一部の有名ブランドベッドメーカー VS  東京スプリング、アンネルベッド に見えてきます





耐久性を下げようとしている?

私の勝手な想像で、なんの根拠もないただの与太話だと思って聞いてください

ベッドメーカーは、マットレスの耐久性を下げようとしているんじゃあないでしょうか

まさかそんな   まぁぶらぶら出歩けない今、単なる暇つぶしと思って与太話にもう少し付き合って下さい

ブランド名とマットレスの表面を覆う生地柄の綺麗さで販売、内部のことはほとんど説明せずとも売れた昔と違い

最近のマットレスの接客販売はどんどん高度になっています

バネ材はどうとか・・・ 焼き入れはどうとか・・・巻き数は・・・配列は、線径は・・・圧縮比率は・・・

ウレタンなどの詰め物の種類や比重の密度・・・はては縫製方法や表面生地に至るまで説明を要するようになりました

それ自体は購入されるお客さん、そしてベッド専門館である我々にとっては歓迎すべきことで

弊社がブランドメーカーの知名度だけに頼ることなく、比較的安価な優良ノンブランド中心に販売スタイルを構築できるのは

こういった流れによるところが大きいと思います


しかしそれを開発販売するメーカーさん達は大変です

良質な材量を使用しないと、他メーカーとの競争に勝てない、だからと言ってジャンジャン良質な材料を使用すると

コストが跳ね上がる・・・

優良ノンブランドメーカーは、たとえ高コストな材料を使用しても、薄利で販売できますが

莫大な宣伝広告費、全国にたくさん存在するショールームの管理維持費、また海外メーカーのパテント(名前の使用量)などなど

それらを抱えるメーカーが、はたして優良ノンブランドのように、高コスト材を使用したうえで薄利で販売できるでしょうか

しかしご安心を  その割高分は、弊社が大幅値引きすればいいんです、そうすれば適正価格となる、あるいは近づく

ただそれを、妨害、嫌がらせ、あるいは排斥して阻む、消費者の敵のようなメーカーもあることをお忘れなく・・・まさに買ってはいけないメーカーです


だいぶ話が脱線してしまいました・・・・・ようやく本題、耐久性を下げようとしている に入ります


これから日本は急速に少子高齢化へと進んでいきます

という事は新規購入ではなく、買い替え需要が中心となっていくはずです

良質で高コストな材料を使用すると、耐久性ももちろん向上します・・・すると当然、買い替えの間隔も長くなりますよね・・・

逆に今まで10年使用出来たものが、7年くらいでだめになったら 後は言いませんが

今回の内容表示のルール変更には、ひょっとしたらそんな思惑も絡んでいる

・・・いやいや考えすぎですよね   武漢熱騒動で出歩けず、休みもずっと家にいてばかり、ストレスで頭おかしくなっているのかも、私

思い込み、杞憂、与太話で終ってほしいものです

お客さんが何を望んでおられるか、答が出ましたね

全日本ベッド工業会さん 答えが出ましたよ

昨日とその前の二回のブログに対して、「賛同される方は拍手を」 と書いたところ

昨日の夕方から、現在5/9の午前9時30分過ぎ

すでに50オーバーの拍手数です 時間はかかるけど100は越えるかな

この拍手の大半は、おそらく一般のお客様、そしてベッド工業会加盟メーカーのなかでも、心ある人々だと思います

一般の消費者は、以前の標示ルールに戻すことを希望されているのは間違いないですね

ところで今回ブログに 「アンネルベッドは工業会加盟メーカーなのに、決定を無視して消費者のために表示を続けている」

と書きましたが、2年前の表示法のルール変更から今まで、決定を無視しているという事実は我々も知っていましたが

ことさらそれをブログで協調、賞賛することでいわゆる 「寝た子を起こす」 結果にならないか・・・つまり

ベッド工業会から 「ルールを守りなさい」 と言う指導がアンネルに来ないか  という点が心配でしたが

逆にブログに書いたことで、ルール変更から2年も続けていた事を、アンネルベッドがこの先変更したら

何かしらそうせざるを得ないような事・・・ になった

と勘繰る方も出てきますよね   どこかから強い働きかけがあったとか・・・

どちらにしても弊社、今回のことでいろんなところから目を付けられた可能性が ・・・前からか

でも新井家具店、どこまでもお客様の味方ですぞ







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のーちん

Author:のーちん
新井家具ベッド館の店長ブログです。
ベッドに関する情報を中心に綴らせていただきます。
枚方家具団地にある300台以上展示の新井家具ベッド館HPも是非ご覧になってください。
お買い得なベッドをご用意してお待ちいたしております。


新井家具ベッド館のHPを見る

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