Category | ウオーターベッドやめた理由
当時は私が知っているだけでも6社の有名ベッドメーカーがウオーターを販売しており
異業種であるシューズメーカーの 「アキレス」までもがウオーターの販売を行っていました
それだけウオーターにはシェアがあり、各メーカーしのぎを削って商品開発やサービス合戦を行っていましたから
それに伴い 「ウオーターベッド専門店」なるものが日本全国に何軒も存在しました
専門店である彼ら、やはり考えることは私と同じようで
ウオーター用のベッドフレームを海外からコンテナを引いて
お安く提供していました
弊社も、つてを頼ってその中から一部を分けてもらい、お安く提供する事が可能に
基本構造は各メーカーのものと同じフレームで、耐久性等も同等以上、マットレス(バッグ)やヒーターなどの装備はメーカーの純正品ですから
寝心地は同じ、しかし価格はメーカーの定価の40%引きとか半額程度で販売できるので、よく売れましたね
もちろん弊社はメーカー純正フレームも同時に販売しましたよ
異業種であるシューズメーカーの 「アキレス」までもがウオーターの販売を行っていました
それだけウオーターにはシェアがあり、各メーカーしのぎを削って商品開発やサービス合戦を行っていましたから
それに伴い 「ウオーターベッド専門店」なるものが日本全国に何軒も存在しました
専門店である彼ら、やはり考えることは私と同じようで

お安く提供していました
弊社も、つてを頼ってその中から一部を分けてもらい、お安く提供する事が可能に

基本構造は各メーカーのものと同じフレームで、耐久性等も同等以上、マットレス(バッグ)やヒーターなどの装備はメーカーの純正品ですから
寝心地は同じ、しかし価格はメーカーの定価の40%引きとか半額程度で販売できるので、よく売れましたね

もちろん弊社はメーカー純正フレームも同時に販売しましたよ

しかし弊社、このウオーターベッドを何とか安く販売できないものか

ウオーターの特徴として 「なんでもウオーター専用」 になってしまう、という特徴があり、メーカーにとってはおいしい事
マットレス(バッグ) は当然のこと、フレームもウオーター専用、そしてパットやシーツも全てそのメーカーが用意した
「専用」 のもの、当然それらが安いわけありませんよね

某ベッドメーカーの販売していたウオーターベッド用のパット&シーツのセット クイーンで5万円ちかくの価格設定

特殊なウオーターのマットレスに合うように工夫がされている、とは言うものの割高感は否めない

ちなみに同等品を寝具の下請け工場で作ってもらうと、15000円で販売しても十分な品でした

調子に乗ってベッドフレームも・・・・・と思って他メーカーに見積もりを取らせると、意外と高額

そりゃあそうです、重量700㎏にも耐えられる構造で、弊社が他メーカーに造らせるのは、完全に一台ずつのオーダーメイド
メーカーは大量生産で造っていますから、一台ずつではいくら安く販売しても、価格面でメーカー品と変わりません
弊社がある程度まとめて他業者に発注すると、安く販売できますが当時の弊社の販売力では、それは難しい事でした



・・・・・しかし思わぬところで道は開けます
なぜ弊社がウオーターをやめたか
それは必要なくなったから・・・・・
それでは話が終わってしまいます(笑) のでもうちょっと書きます
この10数年間でのポケットコイルの進化が素晴らしく、逆にウオーターベッドは全盛時6社ほどのメーカーが参入していましたが
そのほぼすべてのメーカーがウオーターから撤退、そのため進化は止まってしまっているからです
だったら何も割高で、メンテナンスやお客さん自身の数々のリスク
を考えれば、取り立ててお勧めする必要もないと
考えるに至ったからです
ここでご存知ない方のために少しウオーターの説明を・・・
ウオーターベッドには大きく分けて二種類のタイプがあります
圧倒的な水量による 「浮力」 で身体を支える高重量タイプの 「ハードサイド」 重量500㎏~800㎏くらい
一見普通のベッドと変わらない外観で水の量が少ない 「ソフトサイド」 重量200㎏~ くらい
しかしこれでは十分な浮力が生まれず、それをマットレス表面のウレタンなどでごまかしているタイプ
ウオーターは浮力こそが値打ちなので、性能的にはハードサイドが優れていて
ソフトサイドは、売らんがために作られた 「ウオーターもどき」 「なんちゃってウオーターベッド」 とも言えます
弊社は当時、当然ハードサイドだけを展示し、ソフトサイドは滅多に販売しませんでした
しかしなにせ高重量です、せっかく販売にこぎつけても、住宅メーカーなどが 「もし設置したら責任もてない」 などと言うので
キャンセルになるケースも多かったのです
販売に苦労するのに、報われることが少ない・・・・・・となると 「そうまでして販売する動機は
」
一回一回の販売で、余分に儲けるしかありません・・・・・・しかしそれは弊社の販売スタイルではありません
これが次第に販売から遠のいた理由のまず一つです

それでは話が終わってしまいます(笑) のでもうちょっと書きます

この10数年間でのポケットコイルの進化が素晴らしく、逆にウオーターベッドは全盛時6社ほどのメーカーが参入していましたが
そのほぼすべてのメーカーがウオーターから撤退、そのため進化は止まってしまっているからです
だったら何も割高で、メンテナンスやお客さん自身の数々のリスク

考えるに至ったからです

ウオーターベッドには大きく分けて二種類のタイプがあります
圧倒的な水量による 「浮力」 で身体を支える高重量タイプの 「ハードサイド」 重量500㎏~800㎏くらい
一見普通のベッドと変わらない外観で水の量が少ない 「ソフトサイド」 重量200㎏~ くらい
しかしこれでは十分な浮力が生まれず、それをマットレス表面のウレタンなどでごまかしているタイプ
ウオーターは浮力こそが値打ちなので、性能的にはハードサイドが優れていて
ソフトサイドは、売らんがために作られた 「ウオーターもどき」 「なんちゃってウオーターベッド」 とも言えます
弊社は当時、当然ハードサイドだけを展示し、ソフトサイドは滅多に販売しませんでした
しかしなにせ高重量です、せっかく販売にこぎつけても、住宅メーカーなどが 「もし設置したら責任もてない」 などと言うので
キャンセルになるケースも多かったのです
販売に苦労するのに、報われることが少ない・・・・・・となると 「そうまでして販売する動機は

一回一回の販売で、余分に儲けるしかありません・・・・・・しかしそれは弊社の販売スタイルではありません

これが次第に販売から遠のいた理由のまず一つです
お正月休みのこと、宿泊したリゾートホテルが旅行会社の手違いで予約されていなかった
お詫びに
という事で、先方がアップグレードした違う近くのホテルを手配・・・とそこまでは良いのですが
行ってみると、部屋のベッドが ウオーターベッド

一般の方なら興味も手伝って 「うわぁ~ ウオーターベッド
」 となるのでしょうが私は真っ平ごめんです
理由はちょっとココでは書けないですが
これを書くとウオーターを買う方の90%近くは購入をやめられるかも
という内容なので自粛いたします
しかもそのホテルのウオーターは、私の評価の中でも最低のメーカーのものでしたから・・・
とはいえ、弊社も昔々はウオーターベッドを10台ほど展示し、かなりの台数を販売しました
」「その頃の」 ウオーターベッドはいろんな意味で素晴らしい
しかし現在は展示数ゼロ、少なくともこの10年くらいは1~2台くらいしか販売していません
なぜそうなったのか
それについて何回かに分けて書いていきたいと思います
題して 「ウチがウオーターベッドをやめた理由」 です
つづく

お詫びに

行ってみると、部屋のベッドが ウオーターベッド



一般の方なら興味も手伝って 「うわぁ~ ウオーターベッド


理由はちょっとココでは書けないですが
これを書くとウオーターを買う方の90%近くは購入をやめられるかも


しかもそのホテルのウオーターは、私の評価の中でも最低のメーカーのものでしたから・・・
とはいえ、弊社も昔々はウオーターベッドを10台ほど展示し、かなりの台数を販売しました
」「その頃の」 ウオーターベッドはいろんな意味で素晴らしい
しかし現在は展示数ゼロ、少なくともこの10年くらいは1~2台くらいしか販売していません
なぜそうなったのか

それについて何回かに分けて書いていきたいと思います
題して 「ウチがウオーターベッドをやめた理由」 です
つづく
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Author:のーちん
新井家具ベッド館の店長ブログです。
ベッドに関する情報を中心に綴らせていただきます。
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