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近しい知り合いが脳梗塞に・・・

先輩が脳梗塞になった、私より2歳年上のK先輩


彼も糖尿病を患い、仕事のストレス等で暴飲暴食の上、脳梗塞になった、と彼の奥さんから聞いた


およそ5年近く連絡をしていない先輩の病気をなぜ知ったのかというと、共通の知り合いが私のブログを読んでいて


脳梗塞、糖尿病からの脱出 シリーズ   の記事から、K先輩の奥さんへと伝わり、連絡をくれたという流れです


昨日の定休日を利用して、早速大阪市内の病院にお見舞いに行ってきました


脳梗塞の発症からちょっと時間がたってから病院に運ばれた先輩でしたが、柔道二段の鍛えた身体のおかげか


思ったより元気そうで、車いすで私を出迎えてくれました


ただやはり半身マヒはあるようで、私の症状とよく似ています


奥さんによると、やはり落ち込むというか、軽いウツのような状態の時もあったようで


「新井さんも脳梗塞と糖尿病から立ち直ったんだから」、と元気づけていたそうです


その後、私が行った治療方法(ケトジェニック、筋トレ、速聴など) のお話や昔話に3時間くらい花を咲かせ


帰るころには 「いい話を聞かせてくれてありがとう、なんか希望が出てきた」  と喜んでくれました


去り際 「むかし僕をボコったこともある先輩  今なら僕がボコれますよ 嫌なら早く治してください


先輩ちょっとウルウル来てましたぁ~


まぁこんなくだらないブログでも、書き続けて早や1800編余、続けていればなんか人様の役に立つこともあるんだなぁ~と感じます


これは先輩にも話しましたが、ケトジェニックをすると脳梗塞になる という真逆の意見も検索すると出てきます


安全性が確立された方法ではない、という意見もありますが、じゃあ医師の言う通りウサギの餌のような量のカロリー制限と


他の臓器に副作用のあるインシュリン等の投薬、それらをある程度守っても、それでも再発したり他の病気になったりする人も


います、どちらにしても100%確立された方法というのは無いんですよね


特に先輩にしても私にしても大食漢です  ちまちまカロリー計算して量が制限され、ストレスためるほうが病気になる


基本的に糖質さえカットできれば、血糖値の上下なく、空腹感特に耐えられないほどの飢餓感とは無縁で


糖質食ってた時よりはるかに元気で、仕事も遊びも楽しくって・・・・・


結果自分の取った方法が間違っていれば、しゃーないという事ですね  でも今のところ絶好調


高強度筋トレしたら、たまに糖質とっても問題ないし


家族のサポートもあり、必ず治りますよ先輩   良い後輩をもって幸せでしょ 全快したら呑みに行きましょう


だし全快しても、酔っぱらって飛びつき腕十字たけはやめてください  私も元脳梗塞患者なのです

脳梗塞、糖尿からの脱出 番外編

私がいつも海外出張の際に行く居酒屋さんがあります、安くっておいしい

海外出張の商社マンや、移住者など店内は日本人のお客であふれかえっています

江戸弁で威勢よく話す、体格の良いマスター、恐らく私と同年代

前々回の出張の際もそこで食事、その時も元気いっぱい・・・たしか今年の2月くらいだったと思います

ところが先日、6月の終わりごろそこを訪れると、そこには車いすを押してもらっている一人の老人が・・・

しばらく全く気が付きませんでしたが、それがマスターだったのです

老人のようにやせ細り、短く刈り込んだ頭部には、痛々しい開頭手術のあとが

一目見て 「これは脳梗塞だ」 と私にはわかりました

店員に尋ねてみると、やはり脳梗塞で血管が破れ、緊急手術をして一命はとりとめたものの、左半身不随で車いす生活

数か月前まで、あんなに元気そうだったのに・・・

これは私もそうでした、前日までガンガン飲み歩いていましたから

違うテーブルでマスターのご家族でしょうか? 一緒に食事をされていましたが、ヘルシーフードに切り替えた、的な話の内容

ふとテーブルを見ると、そこには海鮮丼ぶりが  糖質アカンやん

さすがにそれほど親しくもなく、過去に数回ほど会話しただけの人、しかも家族団らん? に割って入って

それを指摘する勇気もなく・・・  何とか自分で気が付いてくれ~

病魔はいきなり、しかも脳梗塞は 「最近まであんなに元気だったのに・・・」 と突然襲います

明日は我が身、最近仕事の忙しさや暑さにかまけてさぼり気味だった高強度筋トレ

しかも、最も糖を消費してくれる足の筋トレ これが結構きつい 特に50のオヤジには(笑)

加えて最近取り入れたHIIТトレーニングで、体調管理、血糖管理に努めなければ・・・

と言いながら、足の筋肉痛で階段の上り下りがキツイ(笑)










脳梗塞、糖尿病からの脱出  その⑬ 最終回


糖質制限しながら筋トレは続けたが、やはりスタミナが続かない、加えて筋肥大もあまりしていない


でも血糖値安定効果は確実に上がっていた、定期検査でHBA1C (約一か月間の平均血糖値を示す) が


筋トレ開始前の5.8~6くらいから、5.3に減っていた、医師も投薬なしでここまでさらに安定したことに驚いていた


その後、ユーチューフで筋トレの動画を見て勉強していたら、ある日本人ボディービルダーの動画が出てきた


北島達也氏の動画だった、この方が私の3番目の 「先生」


氏の理論は 「筋トレは鍛錬でなく、楽しんで行うもの」


「初心者の間は、週に2回ほどで十分」  「いかに無理をせず、楽して効率よく筋トレするか」 が詳しく動画で紹介された


特に興味深かったのが 「糖質を摂取しなくても、筋肉は大きくなる」 という話だった
 

これこそが私の求めていたこと、 何度も繰り返し動画を見直した


「糖質の代わりにケトン体でも筋肥大は起きる」  「良質の脂、オメガ3、ココナツオイルなどを十分に摂取し


タンパク質を体重(除脂肪体重の3倍) くらい摂取して、糖質を厳しくカットすれば、常に体にケトン体と呼ばれるものが充満した状態になり


糖質には及ばないものの、十分に筋肥大は起き、しかも高強度でトレーニングしても、エネルギー不足にならない」


その通りに行ってみた


筋トレの質、量とも高強度としたが、エネルギー不足(低血糖症状) は出なかった、筋肥大も起きているようだった


そして、それから約半年が経過した


その頃になると、もはや筋トレは日常の一部となり、旅先でもジムやブールのあるホテルを選んだり


何もなければ、椅子や机を使って自重で筋トレするようになっていた、もちろん糖質カット、脂とタンパク質の積極的摂取も続けていた


その頃になると78キロまで萎んでいた私の体は、85キロ前後にまで増えていた、でも体脂肪率はほぼ変わらない


という事は約7キロくらい筋肉が増えたという事になる、人からは 「ごつくなった」 と言われ始めた


「ひょっとして、今なら少々糖質を取っても血糖値は上がらないのでは


淡い期待とともに筋トレの後、コンビニのおにぎりを一個食べてみた、そして2時間後血糖値計測・・・・・・血糖値110


思いっきりの正常値  


また数週間後、今度は吉野家の並盛をテイクアウト、一年数か月振りで牛丼を食べた  旨かった(笑)


これまた二時間後測定・・・・・・正常値!!!


次に筋トレをしない日にも糖質を取ってみた、やはり正常値   血糖値測定のため、指先穴だらけ(笑)


油断はできないが、私の体はもはや少々の糖質を取っても、血糖値が急上昇しない身体となっていたのだ


そしてある日ふと、麻痺が完全に治っていることに気が付いた


リハビリで日常生活に支障がない程度に回復したとはいえ、昔のように走ったり、かがんだりと


特別な? 動作をする際に少しだけ感じた不自由感が全くなくなっていることに気が付いた


これは単純に筋トレで筋力そのものが上がったからであるのか、それとも筋トレで脳からの神経の伝達機能などが
 

活性化されたのか   難しいことはよくわかりませんが、とにかく治ったからいいです(笑)



                                                       
ところで、糖質制限や筋トレなどの情報はネットにあふれかえっている


一つのやり方を推奨するものもあれば、全く真逆の意見もある


結局、それらを見て解釈し、「何を信じて行うか」 は、自分自身でしかない


これまでの人生で培った、知識、経験、勘、そのすべてを導入して、自分で判断するしかない


何のことはない、我々が普段お客さんに対して言っていることと同じことだ


ベッド選びも、何を信じて何を選ぶのか  それは自分自身でしかない


今では完全に趣味となった、週5回の筋トレ、自宅では、厳格な糖質制限(ケトジェニック食) を行い


時々の付き合いでの飲食にも、さほど糖質に気を使わなくなった


体重は油断して少し太ってきたと思えば絞り、また油断して少し太る、また絞るの繰り返し


それでも、血糖、血液、血圧、内臓数値、そのすべてにおいて良好で、以前にも増して元気で日々を過ごせるようになった


ラーメン、ライスの糖質を取っても血糖が基準以上上がらない、どうやら糖尿病は完治した、と言ってもいいと思う


改めて 江部医師、「糖尿病も3か月で完治する」、北島達也氏、3人の 「先生」に感謝したい


この2年風邪一つひいていない


でも油断はできない、これまでの不摂生は 「高血糖の記憶」として永久に消え去ることはない


自分は運よく完全回復したが、一度死んだもの、ここから先はおまけのようなもの、と考えこれからも頑張っていきたい


ちなみに今現在の私の目標は、「六つに割れた自分の腹筋を見る事」  今まで見たことない(笑)


それと180度の完全開脚(股割り) ができるようになること、50のおっさん、しかも麻痺の経験がある身体は縮こまっていて


簡単には柔軟性を取り戻さないが・・・・・・まぁ、そのうち何とかなるでしょう


長々と書いてきたが、同じ病気、症状、境遇の方がこのつたないブログを読まれ、少しでも希望を感じることができれば


と考えています


                                                   2018年 6月吉日



脳梗塞、糖尿病からの脱出  その⑫


なんとか解決策はないのか   絶対に自分と同じ状況、問題に直面し、解決あるいはヒントになる


ことが見つかるはずだ


そしてそれは意外と早く見つかった


「糖尿病を3か月で治すブログ」 だ、このブロガー自身が糖尿病にかかり、糖質制限を行わず糖尿病を完治までもっていったらしい


彼曰く 「糖質制限はモヤシになるだけ、例え10年続けても、茶碗一杯ご飯を食べれば、血糖値は爆発する、それでは治ったことにならない」

そしてそのブログには、カロリー制限と高強度のウェイトトレーニングを行えば、糖尿病は完治(改善) する


と書かれてあった、実際に行って完治あるいは改善した、という書き込みが多数書かれてあった


このブログが、私にとって2番目の 「先生」 という事になる

食物から取り入れた糖質に対し、すい臓からインシュリンを分泌して血糖値を安定させる


これが健康体の人の場合、糖尿患者はインシュリンの分泌器官の膵臓が疲れ果て、出が悪くなっている


そこでインシュリンの代わりに、糖を吸収してくれるのが  「筋肉」 という事になる


そしてトレーニングで筋肥大し、筋肉量が多くなればなるほど、糖の吸収力が上がり、結果血糖値は安定する


運動せずに糖質制限だけで体重を落とした結果、私の体からは糖を消費してくれる筋肉がごっそりなくなっていたのだ


だから付き合いでやむなくとった少量の糖質にも過敏に反応し、血糖値が上昇したというわけだ


病院でも運動療法として、歩いたりする有酸素運動は糖尿治療に良い、と聞いたが筋トレが、しかも高強度筋トレが良いなんて


初めて聞いた、早速やってみることにした



10数万円かけて、バーベルその他のウエイトトレーニング機器を買いそろえた、プロテインも買った


学生の頃、ウエイトをやっていた経験があるので、それ自体には抵抗がなかった


ただ、体力の低下には愕然とさせられた、学生時代ベンチで120キロは上がっていたのに・・・40キロも上げられない


敢え無く潰れてしまった   仕方ない当面は自重に切り替え、気長に行くことにした


「高強度」 とは、あくまでその人にとって高強度という意味で、例え10キロでもその人にとってキツイ重量ならそれでいいのだ


ただ、それでも自分にとって高強度トレーニングはかなりキツイものだった


・・・というのも、糖質制限も並行して続けていたから


高強度トレーニングには、当然のことながら大きなエネルギーを使う、糖質制限では途中でエネルギー不足となり


それに耐えられるだけのスタミナが続かなかった


加えて、筋肥大にはタンパク質と糖質が必要で、糖質制限を続けながら、高強度筋トレ


そして、筋量が多いほど糖消費が多くなるための筋肥大を行うことは困難に思えた


一瞬、糖質制限を止めて、糖質摂取とカロリー制限に切り替えてみるか  という考えが頭をよぎった


ただ、高強度筋トレで血糖値上昇を抑える効果が発揮されるには、数か月は必要だろう・・・と考え


あくまでも糖質はカット、できる範囲でトレーニングを続けた



                                                つづく

脳梗塞、糖尿病からの脱出  その⑪

身長179㎝ で体重78キロ   一般人から見ると、決してスリムとまではいかない体重


でも110キロ当時の私を知る人間からは 「なんか弱弱しい」 「迫力が無くなった」   と言われた


ほぼ運動せず、食事制限だけで30キロ以上減、確かに細くなったが、それは


脂肪よりも筋肉も多く減少させることにつながった


病院には定期的に検査に行き、そのたびに 「数値がすべて正常値です」 「優秀です」 「次回から薬を止めましょう」


と言われたが、筋肉がなくなった体は、なんとなく年寄り臭く、力もなくなっていた


やせる事はやせたが、自分の理想とする体形ではなく、尻も垂れ下がり、足は弱弱しく見っともなかった


身体が萎んだこと以外は、よく眠れるし、体も疲れにくい、いいことばかりに思える糖質制限だったが、一つだけ問題があった


万能に見えた等質制限も、「人付き合いが難しい」 という欠点があった


退院して直後は仕事と自宅の往復のみ、でも復帰度が上がるにつれ、展示会だ会合だと人と会う機会も増えた


もちろん会食し、そのまま飲みに行く機会もある


発病以前の私の大食漢ぶり、大酒呑みは知れ渡っているし、私のために、毎回毎回 「糖質の少ない会食メニューで」 


というわけにもいかない、つい少量のビールと中華を食べてしまった


自宅へ帰り、血糖値を計ってみると、 「げっ!  (数値忘れた) 超高血糖値!!」


「あんな少量のビールと糖質で・・・・・・これからは付き合いもできないのか


強制的に血糖値を下げる 「スーグラー」 という新薬で、避けられない会食の際に対応する、という方法もあったが


できれば薬は飲みたくなかった  「薬 = 副作用(毒)」  と考えているから


・・・・・この事態を解決すべく、また私のネット検索が始まった(笑)

つづく
プロフィール

のーちん

Author:のーちん
新井家具ベッド館の店長ブログです。
ベッドに関する情報を中心に綴らせていただきます。
枚方家具団地にある300台以上展示の新井家具ベッド館HPも是非ご覧になってください。
お買い得なベッドをご用意してお待ちいたしております。


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